はじめて葉が増えた日に、
気づいたこと
新しい葉は、ある日突然増えるわけではありません。 数週間かけてゆっくり育ち、気づけばもう開いている。 数えて待つより、暮らしの中にふと視界に入るように置いておくほうが、 その瞬間に出会いやすい気がしています。

毎朝、鉢の前を通るたびに眺めるわけではありません。 忙しい日はそのまま通り過ぎて、何日か経ってからふと目を留める。 そんな間隔だからこそ、変化に気づいたときの驚きが大きくなるのかもしれません。
新芽は最初、くるりと巻いたまま、しばらく大きさを変えないように見えます。 けれど水耕栽培なら、根の伸び方や茎の張りにも小さな兆しが出ていて、 葉が開くよりずっと前から、次の変化はすでに始まっています。
数えて待つのをやめてみる
新しい葉が出るまでの日数を数え出すと、なかなか変わらない毎日に 少し焦れてしまうことがあります。 けれど水耕栽培の成長は、だいたい数週間から1ヶ月ほどのスパンで進むもの。 毎日確認するより、数日おきにふと目をやるくらいがちょうどいい距離感です。
待つのではなく、そこに置いておく。 日々の生活の延長線上に鉢があれば、変化は向こうから見つかってくれます。
ある朝、葉がひらいている
気づくのはたいてい、何気ない朝です。 出かける前に鉢へ目をやったら、昨日までくるんと閉じていた葉が、 すっかり広がっていた。特別なことをしたわけでもないのに、 植物のほうが先に季節を進めていた、という感覚があります。
透明な容器で育てていると、葉が開く少し前から 茎の色や太さにも変化が見えることがあります。 その小さな前兆に気づけるかどうかも、日々どれだけ目を向けているか次第です。
変化を探しにいくのではなく、目に入る場所に置いておく。それだけで、気づける瞬間は増えていく。
新しい葉が増えるのは、特別な日というより、 積み重ねた何気ない日々の延長にある出来事です。 その延長線をいちばん近くで見られる場所に、鉢をひとつ置いてみてください。
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