旅行中、植物を
どう置いていくか
水耕栽培の観葉植物は、出発前に水を満たしておけば、数日の旅行くらいなら水やりの心配をせずに家を空けられる。 直射日光の当たらない場所に少し動かしておくだけで、水の減り方はぐっとゆるやかになる。 長めの旅行なら、ハイドロボールを気持ち多めに足しておくと、より安心して鍵を閉められる。

旅行の予定が決まると、まず頭に浮かぶのは植物の水やりのことだった。 土に植えた鉢なら、誰かに頼むか、自動給水の道具を用意するか——と考えることが増える。 でも水耕栽培なら、出発前に容器いっぱいまで水を張っておくだけで、たいていは足りてしまう。
出発前に、水を満たしておく
透明な容器だからこそ気づく、水の減り方を知っていれば、 旅行のあいだにどれくらい水位が下がるか、なんとなく見当がつくようになる。 出発の朝、容器の上限近くまで水を足しておく。それだけで、数日分の余裕ができる。 普段は水替えのたびに少しずつ足している水を、旅行前だけ多めに用意しておく感覚に近い。
置き場所を、少しだけ動かす
出発前にもうひとつしていることがある。窓辺に置いていた鉢を、少しだけ部屋の奥や、 レースカーテン越しの光が届く場所に動かすこと。直射日光が長く当たる場所は水の減りが早く、 留守のあいだに思っていたより水位が下がっていることがある。日差しをやわらげておくだけで、 帰ってきたときの水位の変化がゆるやかになる。
帰ってきたときの、最初の一手
玄関の鍵を開けて、まず目がいくのは植物の様子だった。水位が思ったより下がっていたら、 まずは容器いっぱいまで水を足す。ハイドロボールを少し足すのは、 旅行から帰ったあとの水替えのタイミングに合わせてもちょうどいい。葉が少ししんなりしていても、 水を替えて数日待てば、たいてい元の表情に戻ってくれる。
出発前の数分と、置き場所をひとつ動かすだけで、旅行のあいだも安心して任せられる。
長い旅行になるほど、水位や置き場所への備えは大事になる。けれど、それは特別な準備というより、 いつもの水替えや置き場所の見直しを、少し前倒しにするだけのこと。 旅先で植物のことをふと思い出すくらいの距離感で、留守を任せられる関係を続けていきたい。
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