冬のあいだ、
植物の様子が変わること

冬になると、葉の増え方も水の減り方もゆっくりになる。 それは弱っているのではなく、植物なりの過ごし方。 水替えの間隔を少し伸ばして、変化をゆっくり眺める季節にすればいい。

冬の窓辺に並んだ、水耕仕立ての観葉植物ふたつ

夏のあいだは数日で目に見えて水位が下がっていたのに、気づけばその減り方がずいぶんゆっくりになっていた。 はじめは何かおかしいのかと容器を覗き込んだけれど、季節が変わっただけのことだった。

気温が下がると、植物の活動も、水の蒸発も、どちらも静かになる。 夏の勢いを基準に見ていると心配になるが、冬にはその季節なりのペースがある。

水の減り方が、目に見えて遅くなる

透明な容器だからこそ気づく、水の減り方を毎日見ていると、 冬になってその変化がはっきり分かる。同じ量の水を足しても、 夏の倍近く容器の中に残っていることがある。水替えの間隔を無理に詰める必要はなく、 むしろ濁りや匂いのないうちは、少し長めの間隔に合わせていけばいい。

新しい葉を待つ時間が、少し長くなる

新しい葉が開くまでの、あの数日間は、 冬になるとさらに延びる。茎の先に小さな兆しが見えても、開くまでにひと月近くかかることもある。 焦って肥料を足したり日照を無理に増やしたりせず、 その子なりの休み方を邪魔しないでおくほうが、春先の変化がかえって素直に出る気がしている。

冬の植物は、止まっているのではなく、力を蓄えている時間を過ごしている。

冬支度と呼べるほどの特別なことは、実はあまりない。 水替えの頻度を少し落とし、窓辺の冷え込みが強い日だけ場所を動かす。 それくらいの距離感で、植物のゆっくりした季節に付き合っていきたい。

Lamasiaの植物は、季節ごとの表情の変化も含めてお届けしています。

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